■スポーツどーむ  ゲスト出演=トレイ・ヒルマン
平成15年10月29日(水) 深夜00:55〜01:25 HBC北海道放送(TBS系列)
当日テレビ局入りするヒルマン監督とJrのトーマス君
「今晩は。さぁ〜今日は素晴らしいゲストをお迎えしておりますので、早速お呼びしたいと思います。」「そうですね〜、スタジオもちょっとピーンとした空気が張り詰めていますが。日本ハムファイターズの"指揮官"トレイ・ヒルマン監督、そして通訳の岩本さんにお越しいたたいております。」「ようこそ〜、今晩は〜。nice to meet you ♪」「コンバンワ〜ハジメマシテ〜♪」「初めまして〜」〜花束を渡す〜「アリガトゴザイマ〜ス」 「いや、素敵ですよね〜。本当にハリウッド・スターのような出で立ちで〜。」「ユニフォームの時とは違いますね。」「ダンディーな感じで。」「本当に素敵ですよね。」 「(笑)非常に恥ずかしいです。」「もう札幌には住んでいらっしゃるということなんですが、いかがですか?」
「家族共々非常に楽しんで生活しています。」 「ご家族のことも、プライベートも、そしてもちろん野球のことも含めまして、ヒルマン監督に熱く迫りたいと思います。」 〜今年のキャンプインから東京ドームラストゲーム後のイベントの様子までが流れる〜
「改めてご紹介いたしましょう。我らがファイターズ、トレイ・ヒルマン監督です。今日はよろしくお願いいたします。」 「そして通訳はもうお馴染みですよね〜♪旭川出身の道産子・岩本さんです。よろしくお願いします。」 「よろしくお願いします。」 〜ちょっと緊張した面持ちの岩本通訳〜 「さぁ、まずは今シーズンを振り返ってみたいんですが、え〜、こちらをちょっとご覧下さい。」


「え〜、残念ながら2年連続の5位という結果になった訳ですが、いかがですか。」 「結果は残念でしたけれども、昨年とその内容を比較してですね、かなり向上した部分はありますので、”光る”べきところはたくさんあったと思います。」 「例えばチーム打率・防御率の数字に関してなんですけれども、打率が2割6分9厘、防御率が4.87、6位・5位と、ちょっと数字的にはあまり良くありませんが、内容としてはいかがでしょう?」 「一試合の得点がかなり昨年より飛躍しておりますので、良かったと思いますけれども、投手にかなり課題を残していると思います。」 「ただ、こちらの盗塁の部分でいきますと、2位ということで、アグレッシブな部分はかなり出てきたのではないでしょうか?」 「シーズン・チーム100盗塁という目標を掲げたのですけれども、それが達成できなかったということが残念ですが、選手が”積極的にしかけていこう”という気持ちになってくれていますので、来シーズンはその目標を達成できるのではないかと思っております。」 「来年が楽しみですよね〜。」 「そして、素晴らしい記録・感動するゲームも、私達見せていただきました。」 「たくさんありましたが。こちらちょっとVTRをご覧いただきたいんですけれども、5月23日のマリーンズ戦から、4試合連続、なんと二桁得点の日本タイ記録を達成したんです!みなさんもご記憶に新しいかと思うんですが。このゲーム、素晴らしかったですよね〜。」 「特にオールスター後の一ヶ月くらいまではですね、かなり打線の方は当たっていたんですけれども、打線の方は良いスタートが切れたのではないかと思います。」 「4試合でなんと大量”52得点”という素晴らしい記録。まぁ毎回こうはね、いかないでしょうけれども、やっぱりスカッとしますよね、見ていて。」  「”打つ”という事は素晴らしい事だし、かなり興奮できると思いますけれども、でもやはり投手が踏ん張ってくれないことには、なかなか勝利には結びつかないということだと思います。」 「この部分だけみていると、チーム打率が”リーグ最下位”というのが不思議なくらいな感じがするんですけれど。」 「かなり打撃陣の方は今年向上してくれましたので、○○○を掲げている投手プラン・打撃プランをあくまでも来季も遂行する、更に磨きをかけるという部分で、あとは投手力が少しアップしてくれればなという風に思っています。」

「はい。ここでですね〜、今シーズン私達が最も感動したゲームをちょっと見ていただきたいんですが、覚えてらっしゃいますか〜?」 「6月7日、相手はホークスでした。7回まで6点差だったんですが、8回に素晴らしい連打でまず4点を返します。」 「今年一貫してですね、選手が”最後まであきらめない”という姿勢を見せてくれましたので、その象徴的なゲームになったのではないかと思いますね。」 
「こちらね〜、9回小笠原選手が時打球を当てて、足を引きずりながらもホームランという離れ業も見せてくれました〜。」 「まぁ、彼こそがチームのキャプテンに相応しい人材であるというところが、こういうところでも証明されたのではないかと思いますね。」 
「そしてこの後、突き放されながらも、最後は延長の11回に上田選手のタイムリーでサヨナラです。」 「上田のように、毎日試合に出ない選手でもですね、少しのチャンスを生かして活躍してチームに貢献してくれる、チーム全員があきらめないで勝ち取った勝利、といえると思います。」
「はい。そんな素晴らしいゲームもあったんですが、ちょっとこちらをご覧いただきましょう。」
「え〜、合わせて5回、5割まであと1勝と迫りながらも、この”5割の壁”を乗り越える事ができなかったんですね。」 「”勝負弱さ”の原因というのを聞きたいんですよね。」 「色んな事がその中に起こりまして、怪我人も出ましたし、まぁ色々な要素が入っていましたけれど、8月に5回チャンスがありましたので、一度は”越えられるかな”と思いましたけれども残念でした。」 「私達も応援していてすごく”歯痒い”気持ちでしたよね〜。」 「コーチも選手も残念だったと思いますけれども、私もその期間で少し年をとったかな、と思いましたが。ただ最後まであきらめなかったんで、選手達は頑張ってくれたと思います。」 「来年は5割と言わず、本当にねどんどん上を狙っていって欲しいと思います。はい。」 「さぁ、この後はファイターズの指揮官に更に迫ります。」

「今日は、我らがファイターズの”指揮官”ヒルマン監督をスタジオにお招きしています。そして通訳は”道産子”の岩本さんです。」 
「さぁ突然ですが、ここでヒルマン監督に5つの質問です。○×で速やかにお答え下さい。」 「では、質問です。」
一問目”東京より札幌が好きだ” 「○」
二問目”もう少し年俸を上げて欲しい” 「×」
三問目”アメリカを想い出し、ホームシックになった時もあった” 「○」
四問目
”将来はヤンキースの監督もやりたい” 「○」
五問目
”ズバリ!来年は優勝?” 「○×」
「(笑)ありがとうございます。」 「東京より札幌がお好きという事でしたけれども、どういったところがお気に入りですか?」
「私が生まれ育ったところに似ている部分がすごくありますし、交通の量も少ないので穏やかに過ごす事ができます。雑踏の中にいるよりも、少し自然に触れて生活をしたいですし、前にちょっと”滝野”の方に行って来たのですが、景色がとても綺麗でした。」
「自然はね、北海道は日本一といえるのではないですかね〜。」 「で、年俸を上げて欲しいというところ、”×”でしたけれども。向こうの監督だとか選手だとかの年俸って桁が違うような感じがしますが、それはないですか。」 「あの〜、まぁ”給料はこれ位ですよ”という事は合意の上でファイターズの監督になりましたので、その事に関してこうもっと上げて欲しいだとかいう気は全くありません。”ファイターズ”のみならず、”日本ハムグループ”がすごく良くしてくれていますので。」


「そんなヒルマン監督のプロフィールをこちらにまとめてみました。ちょっとご覧下さい。」 「さぁ、好きな食べ物が”メキシコ料理”、そしてタレント”メグ・ライアン”、趣味なんですけど”趣味”で”家族と過ごす事”というのは?」 「野球は移動も多いですし、家族と過ごす時間も限られていますから、家族と過ごす時間を大事にしたいという事ですね。」 
「そしてね、今日スタジオに何と、ジュニア、トーマス君がいらしているんですよね〜。」 〜トーマス君、登場〜 「nice to meet you♪」 〜トーマス君、はにかみ〜 「ダイジョブ?」 「ハイ」 
「何か日本語が、監督よりもお上手と伺ったのですが。(笑)」 「息子はそう言っているんですけれども。」 「おいくつになられるんですか?」 「ア〜、ジュウ」 「ジュッサイ」 「10歳、小学校4年生。」 「ハイ」 「(笑)可愛らしいですね〜♪」 「札幌はいかがですか?」 「いいです。」 「緊張して〜、ちょっと照れちゃっているかな。」 「可愛いですよね〜。」 
「やっぱり近くにご家族がいらっしゃるというのは、いいのではないでしょうかね。」 「やはりあの、妻が最初に札幌に住み始めまして、子ども達もなれない土地で学校に行き始めましたんで、家族がそばにいると私も安心します。」 
「いや〜表情にも表れていますけれどもね〜。」 「実は毎回スタジオに監督をお呼び出来なくって、ヒルマン監督のですね、人形がスタジオにあるんですよ。こちらご覧になって、いかがですか?」 「ちょっと足の長さ足りないような気もしますけどね。(笑)」 「あまりにも私に似ているので、みなさんももう飽きてしまったんじゃないかと心配ですけれども。」 
「(笑)とんでもないです。はい。」 「あのね、いつもあるヒゲを今日は剃ってらっしゃいますけれども?」 「フロントの方からですね、”ヒゲは似合わないと北海道の方が言っていると苦情が来ている”ということだったんで、剃りました。(笑)」 
「そうは思いませんけれどね、どっちも素敵ですけれども。(笑)」 「まだまだこの後もヒルマン監督に迫りたいと思います。」
「さて、監督と並ぶチームの”顔”といいますと、やっぱりねこの”小笠原選手”なんじゃないでしょうか。」 「監督から見た小笠原選手はどんな選手ですか?」 「私が監督をしてきた中でも、最も優れた選手の一人だと思いますし、優れた才能とともに努力も忘れない、常に前向きな選手だという印象があります。全力を尽くしてプレーしますし、他の選手の模範になっているのではないかと思います。」 「2年連続の首位打者、技術も素晴らしいですけれど、プレーのハートがいいなぁ〜と、見ていて感じるんですけれども。」 「やはり彼がチームを引っ張っていってくれると思いますし、ファイターズの一員であってくれて本当に嬉しいと思います。」 

「監督はアメリカでも監督をやられて、で今日本でという事なんですが、違いというのはありますか?」 「攻撃で一番の違いはですね、日本は一点一点を積み重ねていく野球をしますけれども、アメリカの場合は大量得点を狙って、”ビックイニング”を作るといいますけれども、そこが一番違う所なんじゃないかと思います。」 
「ちょっと話は変わりますけど、あの〜日本の監督で阪神の星野監督、すごく”熱い”監督なんですが、ヒルマン監督はすごく冷静で、スマートでクールな印象があるんですけれども、あぁいった監督はどのように映りますか?」 「自分自身は”パーソナリティ”といいますか、個性に忠実に指揮を執るべきですし、若いときはもっと激しかったんですけれども、それはやはり自分のスタイルではない、という事に気付きまして、少し冷静に指揮をとるようになりました。」 「選手達にも厳しく当りますけれども、厳しすぎずにあくまで冷静にという、ただ私のやっていることは全て正しいという事ではなくて、それぞれの監督さんが皆さん素晴らしい点があって指揮をしているなという印象はあります。」 
「いよいよ札幌で采配を振るう事になりますが、ここでプレゼントのお知らせがあります。」 「今週はヒルマン監督のサイン入りレプリカユニフォームを1名の方に、そしてサイン入りのボールを3名の方にプレゼントします。」


「今日はファイターズのヒルマン監督にお越しいただいて、楽しいお話を伺ってきました。」 「ヒルマン監督には色紙にサインと好きな言葉を書いていただきました。」 「こちらですね〜、すごく綺麗な文字で書いていただいておりますが、なんて書かれているんですかね。」 「私はクリスチャンなので、バイブルからの引用の言葉ですね。バイブルのファーストクインセスというところからとった言葉です。」 「信頼・希望・愛、しかし一番大事な物は愛である。という言葉です。」 
「ん〜、どうしてこの言葉をあえて選ばれたのでしょうか?」 「やはり”愛”とか”尊敬”がなければ、人間関係は成り立たないんだというところからきているというように思いますけれども。」 
「さぁ、いよいよ来年は札幌移転ですけれども、来年の抱負と、札幌のファンに熱いメッセージをお願いいたします。」 「札幌ドームをファンの方々で一杯にすることが我々の”夢”なので、是非球場に足を運んでいただいて、素晴らしいゲームをお見せしたいというように思っております。」 
「具体的なチームプランなんかも、監督の頭の中にはあるんでしょうね?」 
「ファンの方々の存在も重要ですし、全力を尽くして戦って行きたいと思っております。」
 「来年は本当にAクラス、そして優勝というのが私たちも期待したいと思います。」 「優勝には○×両方悩んでらっしゃいましたが、是非上の方を目指して頑張って下さい。」 「アリガトゴザイマス」
 「良いチームを、魅力のあるチームを作っていただきたいなと思います。」 
「ジュニアも緊張気味でしたけれども。(笑)何か札幌のファンにメッセージはありますか?」
 〜いきなり振られて、困惑のジュニア〜 
「・・・・・。」 「ないかな?(笑)」 
「今日は本当に楽しい時間をありがとうございました。」
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送